学校の種類

001_img01

留学の目的は人それぞれ。自分にぴったりの学校を見つけよう。

皆さんの留学目的は何ですか?学位を取得して研究したい、日本語をレベルアップしたい、専門技術を身につけたい、日本系企業に就職したい。など、目的は個人によってさまざまです。自分が将来進みたい進路先や就きたい職業などを考えて、最も適した学校を見つけてください。

001_img01

大学・大学院

日本には大学・大学院が約780校あります。大学の入学時期は春入学の4月と秋入学の9月があります。日本の大学・大学院の種類は国や県が運営する国立大学、公立大学とプライベートで運営する私立大学の3種類です。
大学の学部の修業年限は基本4年間ですが、医学系学部は2年多い6年間になります。

大学院の修業年限は1〜5年間です。ただし医学系博士課程の修業年限は4年間です。英語で学位を取得できる大学・大学院もあります。
大学では、学位取得や長期研修を目的にした留学のほか、学位取得を目的としない短期留学制度もあります。大学院では、母国で学んだ分野を継続して学ぶことも、全く異なる分野を選択することもできます。卒業後は企業へ就職も可能です。

入学試験
大学 : 大学入試センター試験もしくは大学ごとの入学試験を受験。外国人留学生向けの入学試験を行う学校もある。
大学院 : 研究計画書を提出の上、研究科ごとに入学試験を受験。外国人留学生向けの入学試験を行う学校もある。

*母国での日本語能力レベル:N2以上(学校によりN1が必要)

001_img01

専門学校

日本には職業に必要な(直結した)知識や技術の習得を目的とした教育機関である専門学校が約2,800校あります。
専門学校の修業年限は通常2年ですが、目標とするスキルや資格に応じてコースはさまざまです。専門学校で学べる専門分野は、IT,建築、自動車整備、医療、ビジネス、教育、福祉、農業から、調理、製菓、音楽、ファッション、ゲーム、アニメなど多岐にわたっています。卒業後は身につけた能力を活かして就職できます。

*入学試験:書類審査、面接、筆記試験、実技試験などを受験。外国人留学生向けの入学試験を行う学校もある。
*母国での日本語能力レベル:N2以上(学校によりN1が必要)

001_img01

日本語学校

日本には日本語の習得を専門に教える日本語学校が全国で約450校あります。
日本語の学習期間は1年から2年で、入学時期は4月・7月・10月・1月です。

日本語学校に入学するには書類審査、面接、筆記試験の受験などが必要です。
日本語学校への入学には、母国での日本語能力レベルがJLPTのN5以上が必要です。日本語学校に入学した後、日本の学校の授業を理解できるレベルまで日本語を学べます。
日本語学校を卒業後は、専門学校や大学などを受験できます。母国ですでに大学卒業資格をもっている方は、日本語学校を卒業の後、日本の会社等で働くこともできます。

留学生が入学できる日本の教育機関は、主に大学・大学院/専門学校/日本語学校の3種類のほか、短期大学、高等専門学校(通称KOSEN)などがあります。
勉学のジャンルは学校によりさまざまですので、よく調べて慎重に検討しましょう。

関連情報リンク